無洗米で毎日ご飯

 我が家の米は無洗米オンリーです。5~6年前に主人の実家が農家をやめ米を年貢としてもらえなくなりました。市販の米を当初購入していましたがある日「無洗米」が目に留まりました。時期的にも冬で米を研ぐのも水が冷たく苦だったので「洗わない、研がなくでも良い米があったんだ。」と発見した時はラッキーな気分になりました。普通の白米より気持ち割高ですがそんなことは気にしません。

 早速、さっと水ですすぐだけなので冬場の冷たい水をさわることなく炊飯ジャーにセットした時は20年以上主婦をしてきた私にとって画期的でした。味も普通の白米と変わらないし地元のブランドもコシヒカリだし言うことありません。ちょうどそのころ娘が大学に進学が決まり1人暮らしをし自炊することになりました。当初は地元のスーパーで普通の白米を購入していました。ある日、尋ねるとどうもご飯を炊いている形跡はありません。本人に聞くと「米を研ぐのが面倒だもの。着け爪がはがれるし。」と返事が返ってきました。それならば無洗米にするように言うと近所のスーパーに売っていないとのことです。早速、通販で購入してやると「研がずに済むので爪も傷まない。」とのことで自炊するようになりました。

単身赴任の夫の健康にも時短の無洗米がオススメ!


 そうこうしているうちに主人の単身赴任が決まりました。主人は「米を炊く(研ぐ)のは面倒なのでパックのご飯を準備してほしい。」と言ってきました。主人にも研がずに済む無洗米をあることを教え1人用の炊飯器にも無洗米コースがあるのを購入してやりました。文句を言いながらも今では1日1回は米を炊いています。

研いでも濁らない無洗米


 無洗米の生活に慣れたころ義母が遊びに来ました。「変だわ、どれだけ研いでも米のとぎ汁が濁らないのよ。」と台所から聞こえてきました。義母は無洗米を使用したこともなく農家だったので当然知りません。説明すると首を傾げ「米の栄養なくなったものをあんたたち食べてるの。」と怪訝な表情をみせました。義母は玄米を精米にするとき栄養が残るよう5分やら8分づきやらにして胚芽の部分を残してこそ米の栄養やうまみがあると思っています。

 どれだけ研いでも研いでも白濁せず透明な無洗米は義母にとっては白米でなく宇宙食のような感覚だったのかもしれません。今どきの娘たちの事情やずぼらな主人の性格から無洗米だと嫌がらず毎日自炊するようになっていることを伝えると義母も一応は納得したようです。

 ある日、義母が「玄米を精米にいったら精米所に無洗米コースがあったのでそれにしてみた。同居の嫁に感謝された。」と報告がありました。長男の嫁はリュウマチを患い冷たい水での米とぎは苦痛だったのですが無洗米で楽になったそうです。米研ぎがつらいときパン食にしていたことが分かったのです。無洗米のおかげで私たち家族はおかげで毎日ご飯を食べれます。